六 太刀 銘一 一口

1354 ~ 1355
 白川大関入道義親から那須神社への奉納刀、義親鷹狩の催しがあったとき一頭の駿牛出現し、ために鷹驚いて飛び去った、入道怒ってその牛を両断したので、本刀を牛切丸と号すという。
 形状  鎬造、庵棟、姿剛壮
 時代別 鎌倉時代
 刃長  八一・八センチメートル
 反り  一・六センチメートル
 中心  栗尻
 目釘孔 一個
 鍛   小板目良く詰みやや肌立ち地景入る
 刃紋  尖り交りたる互の目丁字
 彫物  両面 角止の棒樋
 国別  備前国