八竜神社の祭礼(三月二十八日)に奉納される太々神楽に用いる神楽面で、次の二四面である。
一、手力男神
二、天之御中主神
三、天宇受売命
四、河童
五、道化 二面
六、底筒男命
七、天孤 二面
八、悪魔 二面
九、蛭児
一〇、天児屋根命
一一、大蛇
一二、思金命
一三、稲田姫
一四、小頭 三面
一五、太王命
一六、素盛嗚命
一七、大山祇命
一八、住吉神
一九、中筒男命
作者年代は不明であるが、江戸時代中期の作と推定され、それぞれの表情にもゆたかなものがある。
二八 羽田太々神楽能面 二四面