四一 太々神楽(八竜神社)

1384 ~ 1385
 起源については明らかでないが、口伝によれば京都より伝えられたといわれる。文政四年(一八二一)二月に行われた座及び配役世話人名を記した文書が残されている。これによれば、当時は近隣の神職だけの奉仕によって行われていたが、現在では羽田氏子中の長男によって、毎年三月二十八日八竜神社祭礼に奉納され、次の一三座が残されている。
 一、三筒翁
 二、千箭
 三、天狐
 四、大蛇退治
 五、山祇
 六、花神楽
 七、弓神楽
 八、長刀舞
 九、種蒔
 一〇、剣舞
 一一、磐戸開
 一二、湯探り
 一三、海空遊行

羽田太々神楽