五七 小滝城跡

1401 ~ 1401
 建徳三年(北朝応安三年・一三七〇)那須備前守資藤(東寺合戦にて討死)の五男、五郎資信この地に居館を構えて小滝氏を称して居住した。資信・信保・信方・信般・信伴・増信・信定と伝えたが、慶長年間(一五九六~一六一五)信定福原氏に仕え、小滝を去るに及んで廃城となった。
 城は平城で、現在は中城の部分のみ存し、土塁及び濠の一部が残っている。