栃木県大田原保健所

1532 ~ 1533
昭和十二年四月、「保健所法」が地方における公衆衛生の向上及び増進を図るために制定され、同年十月、大田原保健所は設立認可をうけ、翌年三月、大田原町大字大田原二五三九(現在地)に工事に着工して、九月本県初の保健所とし発足したのである。初代所長には山口喜一が任命された。
 当所の管轄区域は、大田原市・黒磯市・湯津上村・黒羽町・那須町・西那須野町のほか同五十一年四月から塩原町を加え、二市四町一村からなっている。管内面積一、三一九・八三平方キロメートル、人口一七万余(五〇・一〇・一現在)R三型(面積の割合に人口が少ない地域)の保健所なのである。
 なお、機構及び業務は第1図のとおりである。

第1図 機構及び業務
(昭和55・4・1)