大木7b式?=1
阿玉台式=2・3・5・6・8・9・11~13・30~32
大木8a式=14~20・26・33・34
称名寺式?=23
堀之内Ⅱ式=24・25(?)
阿玉台式=2・3・5・6・8・9・11~13・30~32
大木8a式=14~20・26・33・34
称名寺式?=23
堀之内Ⅱ式=24・25(?)
後期の土器がとび離れて少量検出されているので湯坂遺跡は中期中葉の単純遺跡ではなく,第1・2トレンチの近傍にその時期の遺構があるらしい。
1は非常に珍しい土器で,湯坂遺跡で出土している阿玉台式に伴出することはないと考える。楕円状横帯文を口頚部に集約し地文をつけない所謂伝統的な阿玉台式の一群となら共伴する可能性がある。しかし,これらは湯坂式的要素をもつ阿玉台式の段階までズレこんで共存しているので,にわかには判定しがたい。何故この土器が1片だけ出土しているのか。編年的考察上まことに不気味な存在ではある。