人口密度は一平方km当たり二百七十九・四人である。
昭和五十年に比べ人口増加率五・五%、市部人口六五・四%、郡部人口三十四・六%である。
市町村別人口密度
本県の年齢別の「人口構造図」は次の通りである。これを年齢区分別にみると年少人口(〇~十四歳)、生産年齢人口(十五~六十四歳)、老年人口(六十五歳以上)の全人口を占める割合はそれぞれ二四・二%、六六・五%、九・三%となっている。
本県の年齢別人口
年齢(三区分)別人口の推移(大正九年~昭和五十五年)は次図の通りである。
年齢(3区分)別人口の推移
(大正9年~昭和55年)
労働人口は約九十一万人で労働率は六七・一%である。その推移を図示してみる。
昭和五十五年の十五歳以上の就業者を産業大分類別でみると、製造業が就業者総数の二九・二%を占め、次いで卸売業・小売業の一九・五%、農業の一六・二%、サービス業の一五・八%、建設業の八%(以下略)などである。
総人口,15歳以上人口及び労働力人口の推移(昭和25年~55年)
産業別就業者数の推移は次図の通りである。
産業別就業者数の推移
(昭和45年を100とした指数)
なお、三部門別就業者数の割合は次の通りである。
第一次産業 一六・五%
第二次産業 三七・五%
第三次産業 四六・〇%
第二次産業 三七・五%
第三次産業 四六・〇%
普通世帯の平均人員は一世帯当たり人員三・七四人(全国三・三三人)単身生活者、県人口の五・〇%となっている。
一世帯当たり人員の推移を図示すると次の通りである。
一世帯当たり人員の推移
(大正9年~昭和55年)
持ち家に住む世帯七二・一%、民営借家一八・一%、給与住宅五・三%、公営借家三・九%、公団公社借家〇・三%、間借り〇・三%となっている。居住室数五室世帯が一八・二%を占め最も多い。
(『昭和五十五年国勢調査、第一次基本集計結果の概要』「県企画部統計課」による)