目次
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第二編 歴史の流れ
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第三章 中世
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第一節 那須氏の興りと発展、およびその他の武将
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五、室町時代における那須氏
(二) 乱世の怒涛の中で
210 ~ 210
上杉褝秀の乱に端を発した関東の動乱は、永享の乱を経て結城合戦に至り、一応の決着がついたのである。この一連の動乱の渦中に巻き込まれた那須氏は、惣領中心の同族結合が崩れ去り、兄弟相争って上那須、下那須に分裂し、また鎌倉府方と幕府方とに親子が分かれて抗争するなど、深刻な問題をかかえることになった。家臣団や周辺の武士たちの間にも対立抗争が拡がっていった。
その後上・下両那須氏の辿った道はどうであったろうか。