目次
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第二編 歴史の流れ
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第三章 中世
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第二節 大関氏の台頭
一、大関氏の出自
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那須氏の宗家を継いだ頼資(資隆の第十二子御房子、母は宇都宮朝綱の女)には、六男一女があった。太郎光資は那須氏の惣領となり、次男以下は次のようにそれぞれ分知された。
那須氏と大関氏との結び付きは、実に頼資の女が常陸小栗左衛門尉頼重に嫁した時に始まるのである。