目次
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第二編 歴史の流れ
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第四章 近世
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第一節 封建社会のしくみ
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一、支配のしかた
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(二) 黒羽藩の領地
三 貞享年中の領地
271 ~ 271
増栄は将軍の代替りによって、綱吉からも御朱印を賜っている。
下野国那須郡之内六拾四箇国村芳賀郡之内六箇村高壱万八千石[目録在別紙]事任寛文四年四月五日先判之旨充行之訖全可領知者也仍如件
貞享元年九月廿二日 綱吉公御朱印
大関信濃守とのへ
領地目録寛文四年四月五日と同文故畧之
本多淡路守忠當判
牧野因幡守冨成判
大関信濃守殿
右は綱吉が将軍になっても領知に変動はなかったことの実証である。