目次
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第二編 歴史の流れ
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第四章 近世
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第二節 封建社会の歩み
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一、産業
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(二) 林業
三 増輔時代
406 ~ 406
明和元年(一七六四)(第十代将軍家治時代)増備の跡を継いだ増輔は、享和二年(一八〇二)まで三十八年間藩主の地位にあり、この間に林政も着々と制度化され黒羽町の林業も産業として経営されてきた。特に鈴木武助が明和五年(一七六八)郷方改役に任用され寛政十年(一七九八)に職を退くまで農林業の発展に尽した功績は大きい。