⑥差上申御鑑札証文之事

435 ~ 436
一、新造〓船  壱艘
    敷長 弐丈五尺
     横 四尺
一、新造小鵜飼船  壱艘
    敷長 三丈七尺
     横 四尺五寸
 右者阿部能登守廻米奥州白川郡黒川新田より野州黒羽町迄積下通船之儀、別紙御願相済御証文差上、野州那須郡黒羽町船大工熊蔵打附申上候船鑑札壱板被 遊御渡奉請取候、然ル上ハ船之戸板内之方江御訴置、御廻村之砌右御鑑札御改可奉請旨被 仰渡奉畏候、御年貢御役銀年々八月より十月迄限無滞上納仕可申候、為後日加判証文差上申処仍如件
  天保十三(一八四二)壬寅年十月
           御領分
                     安藤彦十郎
                     石井半吾
                     安藤与野右衛門
                     太田久右衛門
                    黒羽
                     阿久津源兵衛印
                    三春領分
                     先崎庄之丞 印
                     秋元伝十郎 印
                     坂出斧三郎 印
                     小野々雄輔 印
 右者仲間故障筋出来扱被仰付右取扱立合致議定候処相違無之
           以上     扱人
                    深谷平治右衛門印

荷物積船「〓船」の鑑札