(端裏書) 「天保七申 久保田」
請払
未ノ七月七日より申四月朔日迄
一 御米 七百四拾五俵 柳林より請高
端米六升
内
六百七拾六俵 江戸為御登
拾七俵壱斗七升九合五勺 去未年御勘定之節不足米
七俵 船方へ被下米
但、年々拾俵つゝ被下置候処、当分減方被仰付候分
三拾壱俵三斗五升 御船頭粮米
七俵弐斗弐升 同 利兵衛 大助
御扶持米被米下方、未六月朔日より申四月二日迄分
七俵六升 去未年御材木御運送御船粮米
〆七百四拾五俵八斗九合五勺
未六月より申四月迄
一 御味噌百五拾樽 柳林より請高
一 同 弐樽 去未年御勘定之節御預り
〆 百五拾弐樽
内
百五拾樽 江戸為御登
差引 弐樽 御預り
未七月より申五月迄
一 御明キ樽百五拾三樽 江戸表より請高
一 同 拾五樽 去未五月御勘定之節御預り
〆 百弐拾八樽
内
百九樽 柳林へ相送り
差引 拾九樽 御預り
未五月より申四月迄
一 御薪三千七百束 柳林より請高
一 同 四百七拾八束 去未五月御勘定之節御預り
〆四千百七拾八束
内
三千八百七拾七束 江戸為御登
五拾壱束 御手船賄薪
拾八束 結直し減
〆三千九百四拾六束
差引 弐百三拾弐束 御預り
未十二月より申二月迄
一 楢御真木 三百五拾五束 柳林より受高
内
三百九束 江戸為御登
弐束 結直し減し
〆 三百拾壱束
差引 四拾四束 御預り
未閏七月より申四月朔日迄
一 御炭 千弐百五拾九俵 柳林より受高
一 同 九拾五俵 未五月御勘定之節御預り
〆 千三百五拾四俵
内
千弐百五拾六俵 江戸為御登
六俵 台付乱取分結直し減
〆 千弐百五拾六俵
差引 炭九拾八俵 御預り
一 槻大板 七枚 柳林より受取
江戸為御登
出払
右之通、諸御荷物当河岸請払、少も相違無御座候、以上
申五月
久保田河岸
宮田権兵衛 印
平野重左衛門殿
(益子町・平野良毅家文書)