この「十景」や「橋」などのことは、曽良の『俳諧書留』にも記されている。
雲岩寺十景
海岩閣(足利尊氏造営、秀吉の兵火に焼失)
竹林 (竹林塔)
十梅林
龍雲洞
玉几峯
鉢盂峯(鉄蓋峯)
水分石
千丈岩
飛雪亭
玲瓏岩(玲鏡岩)
竹林 (竹林塔)
十梅林
龍雲洞
玉几峯
鉢盂峯(鉄蓋峯)
水分石
千丈岩
飛雪亭
玲瓏岩(玲鏡岩)
五橋
独木橋
瑞雲橋
瓜〓橋
涅槃橋
梅船橋
瑞雲橋
瓜〓橋
涅槃橋
梅船橋
三井
神龍池
都寺泉(頭寺泉)
岩虎井(嶺虎井)
都寺泉(頭寺泉)
岩虎井(嶺虎井)
四月五日、奈須雲岩寺ニ詣て仏頂和尚旧庵を尋。
木啄も庵は破らず夏木立 翁
翁に供せられて、雲岩寺遊ぶ。茂りたる山の入口より清冷たる川ニ遊びて、三町斗歩て山門ニ至ル。鉢盂峯、龍雲洞、千丈、玲瓏ノ岩、五橋、三井、総而かんのうごかざる〈感応動かざる〉所なし。
物いハで〈言はで〉石にゐる間や夏の勤〈げのつとめ〉
物いハで〈言はで〉石にゐる間や夏の勤〈げのつとめ〉