第一条　地方税規則第七十九条ニヨリ戸数割ニ毎戸課額等差ヲ設クルモノトス

第二条　戸数割ハ別表ノ標準ニ拠リ左ノ等差ニ区別シ個数ニヨリ徴収スルモノトス

第三条　無形財産上其当ヲ得ザルモノト思量スルトキ三等以内ヲ昇降スルコトヲ得

第四条　等差標準ノ財産ヲ隠蔽シタルモノ后日発覚シ、為メニ等級上変更ヲ生スルトキハ相当等ニ昇セ徴収ス発覚徴収ノ后ナルトキハ其ノ不足分ヲ追徴ス

第五条　等差標準ノ所有財産中、二分ノ一以上ノ減額ヲ生シ又ハ非常ノ災害ニ罹リ弐名以上ノ保証ヲ以テ届出ルトキハ町長ニ於テ審査ノ上其等ヲ降スコトヲ得

第六条　戸数割等差決定ノ後轉住スルモノハ等差ニヨラズ地方税規則ニヨリ一戸ノ負担額ヲ賦課ス、但徴収前ニアリテハ町長ニ於テ相当等ニ組ミ入ルルコトヲ得

第七条　窮民ニシテ恤救規則ニヨリ官ノ救助ヲ受クル者又ハ赤貧ニシテ一家ノ生計ヲ営ムコト能ハザルモノ二名以上ノ保証ヲ以テ免除ヲ願出ルトキハ町長ニ於テ其状況ヲ審査シ戸数割ヲ免除スルコトアルベシ