(一) 選挙制度の変遷

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 選挙制度は民主主義をささえる基本的制度であり、近代の民主主義(議会制民主主義)は、選挙制度と共に発達してきた。
 選挙制度の歴史において、選挙権の平等、すなわち普通選挙制度の確立が最も重要な意義をもっており、この意味で、選挙制度の変遷は、選挙権の拡張のあゆみであったということができる。