目次
/
第二編 歴史の流れ
/
第五章 近現代
/
第二節 新しい時代への歩み
/
一、産業経済金融
/
(一) 産業
/
二 林業
/
5 昭和後期(二十年以後)
(2)木炭生産量
688 ~ 688
本町は、用材の生産地であると共に、木炭の生産でもあった。戦後、石油・ガスの普及するまで家庭燃料として、或は動力源として国土復興につくした役割は大きい。
本町の木炭生産量(大田原林務観光事務所調、単位十五kg俵)
年度
生産量
年度
生産量
三〇
九〇、三八四
三六
一二二、〇三四
三一
九八、〇七七
三七
一〇七、二七一
三二
一一〇、九七七
三八
一〇一、三九二
三三
九四、五二五
三九
七〇、〇二三
三四
九六、九一九
三五
一二二、九〇〇
右表をみると、三十五年を頂点として年々減少しているが、電気ガスの進出に伴う需要減と、造林意欲の低下、製炭労務者が低収入のため、他産業への転業等が相関連していると思われる。
炭窯