目次
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第二編 歴史の流れ
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第五章 近現代
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第二節 新しい時代への歩み
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三、教育・文化
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(一) 教育
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二 社会教育
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社会教育の歩み
(1)公民館
772 ~ 773
公民館はわが国独自の構想により、文部省が提唱して設置を奨励した総合的な社会教育施設である。昭和二十一年(一九四六)の文部次官通牒、昭和二十四年(一九四九)「社会教育法」の公布等の時点において、全国的に地域社会復興の拠点としての公民館が設置されつつあったが、当時はきびしい地方財政の窮迫や資材の不足等もあって、施設をもたないいわゆる「看板公民館」、「青空公民館」が多かった。
本町でも独立の施設はもたないが、公民館活動は各地で行なわれていた。昭和四十四年(一九六九)四月一日、黒羽町大字向町四百十八の四に黒羽町中央公民館を新築開館。昭和五十三年(一九七八)十二月一日、須賀川分館(須賀川出張所内)、両郷分館(両郷出張所内)を置き、これらを公立公民館とし、公民館類似施設として各地区に自治公民館が置かれた。黒羽町公民館連絡協議会をもち連絡提携を図っている。
黒羽町中央公民館