(5)ボーイスカウト

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ボーイスカウトは明治四十一年(一九〇八)、イギリスのベーデン・パウエル将軍が創設した少年団体である。軍隊の斥候活動を取り入れて責任感、冒険心、連帯意織を養い、社会の斥候の役目を果たす意味でボーイスカウトと名づけた。「ちかい」と「おきて」をもとに、よりよい社会人として必要な人格、健康な体、技能奉仕のできる力を培うことを目的とする。ボーイスカウトは年齢に応じて、カブスカウト・ボーイスカウト・シニアースカウト・ローバースカウトの四つの部門に分けられる。野外を主な教育の場として、キャンプ訓練、国際交流、奉仕活動等を行っている。
 本町では、昭和五十四年(一九七九)六月十七日に、日本ボーイスカウト栃木県連盟那須十八団体として隊員二十二名で発団した。発団式は同日、黒羽城址公園で、来賓・関係者・友団の祝福につつまれて行われた。育成会・団委員会・指導者会を結成し、団発展のために援助、指導に当たっている。