1 衛生・保健の現況

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 一、昭和五十六年度黒羽町衛生費予算
                  一億六千七百三十二万一千円
 二、昭和五十四年度黒羽町衛生費決算  九千七百九十九万三千円
  主な事業 寒井簡易水道繰出金         百二十九万円
       北野上簡易水道繰出金     一千百十九万五千円
       黒羽湯津上共同ごみ処理組合負担金
                      五千百十八万九千円
       その他・保健婦活動費・各種予防接種費
           環境衛生費・清掃費
 三、塵芥処理
 人間の生活するところ必らずゴミの発生をみるが、近年人々の生活水準の向上や市街地の拡大等で、事業所や一般家庭から排出される各種のゴミの量は年々増加、膨大な量に達するようになった。しかしこれら廃棄物の処理は排出者の恣意のまま、河川や山林に投棄され、生活環境を汚染したり、二次公害の発生をまねくこともみられたので(従来の「清掃法」に代って、)昭和四十五年十二月「廃棄物処理および清掃に関する法律」が制定され、昭和四十六年八月より原則として一般廃棄物の処理は市町村が責任を負うこととなった。
 (1)沿革
昭和十六年三月黒羽・川西町塵芥焼却所設置(黒羽町字南裏六番地)(工費四〇〇円)職員一名、市街地の塵芥をリヤカーで収集

昭和四十五年二月黒羽町営塵芥焼却場設置(大字大輪六〇番地)

         敷地面積一七八・二平方米
         工事費総額一千百四十七万二千六百十円
昭和四十九年六月黒羽町湯津上村共同ゴミ処理場設立(大字亀久)
総面積  三、六三六平方米(借地)
事業費  七千六百三十三十万円
工事請負 伊藤忠商事株式会社
工事概要
○炉体工事~炉本体コンスマットSSC=760=1700      二基
○     自動投入装置、ML=525二基
○助燃設備工事~地下タンク及サービスタンク      各一基
○建家工事(集積場、管理棟、車庫、洗車場灰バンカー)  一式
○トラックスケール  一式
○シャベルローダー  一式
○給排水設備工事   一式
○造成及舗装工事   一式
○電気工事      一式
○計装工事      一式
焼却能力一日 一五トン(七・五t〆二基)

黒羽町、湯津上村共同ゴミ処理場

(2)塵芥処理地域
区分収集清掃地域(黒羽・湯津上)
年度別面積戸数人口面積戸数人口
km2km2
昭和55年度18.7224,03017,394219.65,25123,450

(3)施設・設備
Ⅰ焼却炉
 焼却炉数量一日当能力工事費工事請負者
年次
昭和55年2215t/8H57,2000千円品川ファーネス(株)

Ⅱ収集車作業員
 収集車 五台
 作業員四人運転手三人収集員一人焼却係 場長一人
Ⅲ現況
 路上収集 週二回
 危険物(不燃物)月一回
塵芥処理状況(昭和五十五年度)
処理総量作業人員(延)処理状況運搬延車両数
焼却埋立
ttt
二、八四九二、六七三二、四二六二八〇一、四八五

 塵収集地域
  大豆田       両郷上下
  前田2区3区     河原上下 奥沢
  下町1区      余瀬 蜂巣 篠原
  下町2区      木佐美 寺宿
  八塩 堀之内 鹿野 亀久 片田 北滝 矢倉
  上町 築地     須佐木 上中下
  寒井南部 桧木沢  寒井本郷 北部 西部
  田町地区      須賀川 上中下
  大久保 久野又   雲岩寺 露久保 川上 南方1区2区
  大輪上下 川田   北区 南区(東西)
  中野内上下
 塵焼却状況(昭和五十五年度)
  焼却量総量   二千四百二十六トン
  稼動日数    二百九十七日
  一日当り焼却量 八トン
  焼却時間    二千三百七十六時間
  灯油使用量   二百二十三キロリットル
  電気使用料   百十四万一千円
  残灰量     百二十一トン