3 母子健康センター

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(1)設立目的および内容
 母子センターは地域内全域の母子保健の改善向上を目的とし、地域内すべての母性および乳幼児を対象として母子保健の綜合計画を確立をはかる施設である。
 事業内容は大別して助産部門と指導部門の二つから構成されている。

  1 助産部門
 地域内のすべての母性及び乳幼児の健康保持増進を図ることを目的とする施設であり、助産事業は母子保健増進の一環として行なうものであるから、このましくない環境の自宅分べんの解消および地理的又は経済的な理由で他の施設の利用が困難なものを優先入所させることに重点をおき業務を推進している。
 2指導部門
 母子健康センターを拠点とする町の母子保健指導部門事業は、たんに、センターに来る者だけでなく、町内すべての母子を対象として健康管理保健指導を徹底して行ない母子保健全般のレベルアップを目標とし次の事業を実施している。
(2)設立年月日 昭和四十九年(一九七四)七月一日
(3)施設の概要
 所在地  黒羽町大字前田一一九番地
 敷地面積 一千八十一平方米(三百二十七坪)
 建設面積 二六五・五平方米(八十・三一坪)
 収容定員 入所定員  五名
 工事費  七百四十五万一千円
  内訳 国庫補助金  百七十万円
     県補助金   百七十万円
     起債(国民年金特別融資) 百万円
     一般財源   三百五万二千円


母子健康センター

 (4)運営
 運営機構



 母子健康センター運営委員会(委員定数10名)
    町議会議員――2名
    医師――1名
    助産婦――2名
    国保運営協議会――1名
    民生委員――1名
    婦人会若妻会――2名
    学識経験者――1名
母子健康センター入所料金表
分娩介助料入所料賄料新生児介補料洗たく料合計
町内町外町内町外町内町外町内町外町内町外町内町外
49年度16,00016,0001,0001,50045045010010010010027,55031,050
50年度22,00022,0001,0001,50060060020020015015035,65039,150
 
助産婦支払分各種予防接種検診賃金
分娩介助料宿日直料新生児介補料医師報償費看護婦賃金
49年度16,0003,0001005,0001,000
50年度22,0004,500200

母子健康センター使用料(昭和55年4月1日改正)
使用料1日につき
入所料
1日につき
給食料
1件につき
分娩介助料
1日につき
新生児介補料
1日につき
洗たく料
区分
町内居住者1,7001,00045,000400200
町外居住者3,5001,00045,000400200
(双生児分べん料は5割増とする)
7日間入所料(町内)66,100円  7日間入所料(町外)80,700円

母子健康センター利用状況
町内外の別町内町外合計町総出生数利用率
年度
昭和42年度7998823737.1
431062212821759.0
441003213220863.5
451122814025155.8
46942712123052.6
471322415629552.9
48913012123451.7
4977219826037.7
5072249625437.8
5149146324725.5
5257177425928.6
5349176625625.8
5435104526217.2
合計1,0532751,3283,21041.3

検診および衛生教育
区分実施回数対象者受診者異常者要観察推進員数
乳児検診四二七一二四二九四
一歳六ヶ月児検診一四二六九二四二一七
三歳児検診二六二二四一三一
姙婦検診一二一七四三七
母親学級三〇二八〇
成人学級一〇一七七
老人学級一九五〇二
その他学級三二
成人病(循環器)一二四三九七四
成人病(消化器)三〇二六三
成人病(子宮)一〇七
成人病二次検診二二六一四一九八

  死亡状況 (昭和五十五年度)
  死亡者数   百五十八人
  原因別 脳血管 疾患 五十四人(三十四・二%)
      悪性新生物  三十五人(二十二・一%)
      心疾患     十九名( 十二・〇%)
 
      不慮の事故   十一名(  七・〇%)
      肺炎気管支炎   八名(  五・一%)
      その他の死因 三十一名( 十九・六%)