二 本町の体育施設

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 本町では町民が健康で明るく楽しい生活を営なむことができるよう豊かな体力づくりに力をいれている。そのための体育施設は昭和五十五年度の栃の葉国体に本町が相撲開催地になるや急速に整備された。
 ○町民プール
   開設時期 昭和四十五年六月十八日竣工
   所在地  大字黒羽田町一五〇ノ一
   構造   塩ビ鋼板プール
        二十五メートルプール 八コース(うち二コース分は幼児用)
   敷地   一九〇四、九一平方米
   工事費  一千百四十九万三千円
   設備   管理室/更衣室(男女)/機械室/シャワー/洗眼所

町民プール

 ○校庭開放夜間照明施設
学校名    被照明面積  平均照度   建設年月日   工事費
須賀川中学校 三千六百m2 五十三・七六ルックス 五十二年八、二十 三百七十七万円
黒羽中学校  三千六百   六十・〇  五十三、八、十八 四百七万円
川西中学校  三千六百  六十六・八  五十三、八、十七 三百七十万円
両郷中学校  三千六百   六十・〇  五十五、二、十六 三百七十五万円
 ○黒羽町民体育館
  所在地 大字前田千二十番地
  敷地面積    一万三千八百二十一平方米
  建物の規模構造および設備
   建築面積    三千八百四十・四四平方米
   延床面積 一階 三千二百六十四・八平方米/二階 九百九十五・二平方米
        ボイラー室 二十八・六平方米/計  四千二百八十八・六平方米
 構造      鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造二階建、塩ビ鋼板葺
 設備      空調換気設備、給排水衛生設備、電気設備、合併処理設備
 設計・監理   小林建設事務所
 工事者     清水建設株式会社
 事業費
   委託費   一千三百六十八万円
   工事費   四億五千四百八十五万円
   体育器具調度備品購入 二千七百六十三万四千円
   計     四億八千二百四十八万四千円
   事業費財源内訳
   国庫補助金 一億一千万九千円
   一般財源  六千五百七十七万五千円
   起債    三億六百七十七万五千円
 工事経過
 工事着工    昭和五十三年八月二十六日
 完了検査    昭和五十四年五月十五日
施設の内容
区分室名室数面積設備内容
1階m2
アリーナー11.512バスケットコート(15×28)2面
バレーコート(9人制)2面
(フロアー)バレーコート(6人制)2面
バドミントン8面
テニス2面
体操(全種目床設備)
格技場1450.0
トレーニング室1111.6
事務室・会議室5159.8応接室・保健室・湯沸室含む
器具庫3168.7
更衣室4123.0シャワー室(2)を含む
便所461.6男子、女子各2ケ所
身障者用便所16.3
機械室136.0
放送室114.7
ホール他1500.6
ステージ1180.0控室含む
2階研修役員室172.0
卓球場2429.8
便所236.0男子、女子各1ケ所
東側観覧者席1259.5固定席270席
ラウンジ166.4
機械室136.4
電気調査室136.0
別棟ボイラー室128.6


町民体育館(トレーニング室)

 設計上の特色
(一)外観は、八溝自然公園内のめぐまれた自然と優れた歴史上の遺産黒羽城址との調和を考慮して、勾配屋根の組合せによるお城風な構成とした。

(二)平面計画上は、アリーナーを主体とし、関係施設をまわりに配し、集合場としても活用できるようにステージと観覧席を設けた。

    なお、通路隔てゝ格技場を併設総合的な運動のできる機能を配慮した。
(三)アリーナーは、床をD、O、Tジムフロアー仕上げとし、機械による換気装置を設け、更に冬期におけるスポーツ振興並びに集合場としての活用を図るため輻射式の暖房設備を完備した。

 ○ゲートボール場(昭和五十五年九月現在)
堀之内集会場前広場/町商工会裏広場/檜木沢緑地公園広場/蜂巣遊園地広場/大輪集合場前広場/雲巌寺内広場

  ○黒羽町民総合運動公園(計画)
 本町の振興計画による町民総合運動公園整備事業は、大輪の長谷団地内山林約20ha(一部堀之内、北区を含む)に第三期山村振興事業として、昭和五十六年度から昭和六十年度にわたる五か年計画で実施される。
 総合運動公園
 この綜合運動公園は、住民の運動場と憩の場である公園広場として活用するための施設で、健康・体育づくりと青少年の健全育成に資する多目的広場である。
 〔事業計画の概要〕
昭和五十六年度 進入路造成 W=六・五m2L=六百四十四m2
                  三千八百四十m2
昭和五十七年度 多目的中央広場三千m2  調整池七千二百m2
昭和五十八年度 駐車場五千m2  テニスコート四千六百m2
昭和五十九年度 多目的中央広場(野球場) 一万七千五十m2
昭和六十年度  農民広場千六百m2
 たゞし、管理道路(七千三十m2)は昭和五十八年度以降、陸上競技場(二万一千五百m2)、展望台(千四百m2)駐車場(二千四百m2)は、昭和六十一年度以降実施する予定である。
 なお、調整池は防災関係上進入路と平行し、先行して、おこなうものとする。

総合運動公園位置図

  利用目的施設の建築面積等
多目的中央広場  三千m2
多目的運動場   一万七千五十m2
テニスコート   四千六百m2
駐車場      五千m2
農民広場     千六百m2
陸上競技場    二万一千五百m2
展望台      千四百m2
駐車場      二千四百m2
調整池      七千二百m2
進入路      三千八百四十m2
管理道路     七千三十m2
計        七万四千六百二十m2

公園広場用地