生活保護の面では、元両郷村の旧帳簿によると昭和三十年四月には二十二名あった。他地区の旧帳簿は現存していないので不明であるが、両郷地区の実状から考察することができる。
近年になっての昭和五十一年度における生活保護費その扶助支給状況は、
人員 | 金額 |
三三三人 | 三三、四四九、六七〇円 |
六一〇 | 九九五、八六九円 |
四四九人 | 一、七九八、三三〇円 |
一四八八人 | 六三、五七七、六九九円 |
二人 | 一二七、一二〇円 |
二人 | 四〇、〇〇〇円 |
四人 | 一二三、一四〇円 |
一二人 | 六三二、一八四円 |
二七四人 | 一〇〇、七四四、〇一二円 |
保護率 一〇〇人につき一二・〇五である。
更に翌五十二年度の保護状況は
実人員 | 保護率 | 一戸当り扶助 |
二四四人 | 一二・〇二% | 一七、八八二円 |
生活扶助人員 二六人
住宅扶助人員 五三人
教育扶助人員 三九人
医療扶助 入院 三二人
入院外 一一八人
住宅扶助人員 五三人
教育扶助人員 三九人
医療扶助 入院 三二人
入院外 一一八人
計 一五〇人
労働力類型別世帯
世帯主が働いている世帯
常用勤労者 二人
日雇 三人
内職 七人
その他 一六人
世帯員が働いている 一〇人
働いている者がない 八二人
日雇 三人
内職 七人
その他 一六人
世帯員が働いている 一〇人
働いている者がない 八二人
計 一二〇人
右の百二十世帯の生活扶助費 三、八六二、七一九円