鎮座地 黒羽町大字前田一七八
祭神 豊受姫命(とようけのひめのみこと)、稲倉魂命(うがのみたまのみこと)、級長津彦命(しなつひこのみこと)
祭日 五月七日
沿革 文明三年(一四七一)、那須修理大夫の勧請と伝えられる。
豊受姫命は、伊弉諾、伊弉冊二神の御子である和久産巣日神の御子。伊勢の宇治山田市にある豊受太神宮に祀られてある。食物を司る神である。
稲倉魂命は、食物を司る神。京都市伏見区深草にある伏見稲荷大社(全国に約四万あるといわれる稲荷神社の総本社)は、稲倉魂神を祭神としている。
級長津彦命は、風の神で、伊弉諾、伊弉冊二神の御子
飯縄神社は前田字飯縄山に祀ってあったが、昭和十年(一九三五)現在地に遷した。
建造物
本殿 流れ総欅造木羽葺、間口四尺 奥行五尺
拝殿 入母屋造トタン葺、間口三間 奥行二間六坪
雨覆 間口二間 奥行二間三尺
鳥居 一基 神明造、芦野石材
狛犬 一対、芦野石材
灯籠 四基、芦野石材
社標 一基、芦野石材
境内 五〇八坪
宮司 小泉忠治