鎮座地 黒羽町大字北滝一八一八御亭山
祭神 豊玉彦命、豊玉姫命
祭日 五月八日
沿革 社伝によると、本社は持統天皇の御世、この里に館野宝賢という長者がおり、その子女に綾姫というのがあって、機織裁縫に熱心であった。そこで父宝賢は娘の斯道に熟達することを祈り、御亭山に綾織姫大明神を勧請して創建したという。
綾織大明神を崇敬し、斯道に励んだため、綾姫の技術が上達し、綾絹を織り出したので、その名近郷に高くなり、遠近の子女はその教えを受け、機織、裁縫の業が拡まった。往古世に那須絹と称したのは、この里に始まったというのである。
建造物
本殿 石造、間口三尺 奥行五尺
鳥居 一基 神明造、杉村
境内 二八四坪
宮司 小泉忠治