○愛宕神社

890 ~ 890
 鎮座地 黒羽町大字余瀬三五〇白旗山
 祭神 伊弉冊命(いざなみのみこと) 軻遇突智命(かぐつちのみこと)
 祭日 二月二十四日
 沿革 社伝によれば、享禄三年(一五三〇)
蓮実与惣の勧請である。由来は、大永元年(一五二一)正月二十四日、白旗宿の北方の民家より火を発し、折からの烈風で白旗、余瀬の両宿を焼き尽し、僅かに数戸を残した。同三年十二月八日、再び失火して復興なかばに両宿大半焼失、村民の困苦甚しかった。ところが享禄二年(一五二九)八月二十日、三度大火災が起って村民益々困窮し、両宿は荒廃した。よって火ぶせの神として京都愛宕神社より勧請。
 建造物 本殿、拝殿、石鳥居
 境内 七一〇坪
 宮司 小泉忠治