鎮座地 黒羽町大字蜂巣七〇九篠原
祭神 倉稲魂(うがのみたま)(俗神道により狐を稲荷神)
祭日 旧暦初午
沿革 伝説によれば、久寿二年(一一五五)三浦介、上総介、千葉介が那須野に九尾の狐を狩し、後にその妖霊をこの地に祀り、稲荷神社を建立したという。創建の年代は不明。
建造物
本殿 流れ造木羽葺、間口三尺 奥行四尺
拝殿 入母屋造、間口三間 奥行二間三尺
鳥居 一基、稲荷造、芦野石(寛政十二年(一八〇〇)大豆田の礒又右門寄進、柱に九尾の狐の伝説が刻されている。)一基神明造、杉材
社標 一基、高九尺、みかげ石
境内 七九八坪九合
地内に鏡が池、源実朝歌碑、芭蕪句碑等がある。