鎮座地 黒羽町大字川上二四〇(原)
祭神 大己貴命
祭日 十一月九日
沿革 創立の年月は不明。長治二年(一一〇五)須藤権守貞信が勅を奉じ、八溝山の岩岳丸を征伐の時、当国の大槲郷大蔵(おおがしらごうおおくら)影光が案内し、共にこの賊を滅亡させた。ところがその悪霊が崇って村民を悩ましたので、八溝山権現に祈願し、神託を得て当社にその悪霊を神として祀った。社殿を大蔵の裏山に建て、頭(かしら)沢大明神と崇敬した。後に大頭龍権現と改称し、明治維新以後大頭龍神社に改めた。
建造物
本殿 流れ造板葺、間口一間 奥行五尺 二棟 一坪七合
幣殿 瓦葺、間口一間 奥行一間 二坪
拝殿 瓦葺、間口三間 奥行一間五尺 四坪五合
鳥居 一基、石造(芦野石材)
境内 五九九坪五合四勺