目次
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第三編 拾遺
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第一章 神社・寺院・仏堂
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第二節 寺院・仏堂
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二、仏堂各説
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(一) 町内にある仏堂(抄)
十 白旗不動尊堂
914 ~ 914
黒羽町大字前田郭内にある。もと帰一寺の本尊であった白旗不動尊像を安置している。この不動明王像は、明治維新前帰一寺は焼失したが、さいわいに災厄を免れた。坐像で、高さ七八センチメートル、肩幅四六センチメートル寄木の漆仕上げ、眼は水晶である。作者は不明、室町時代のものと推定される。
大正九年(一九二〇)五月、郭内の佐野秀夫、渡辺孝両氏の発起により、帰一寺跡に御堂を建て安置した。