4 ミヤコタナゴ

918 ~ 918
日本特産の淡水魚で本県では黒羽町、大田原市親園地区、佐野市堀米地区に生息が確認されている。雄の婚姻色は背部が青緑色に紫、腹部に朱色が配されているので、地元ではオシャラクブナと呼んでいる。藻類を主とした雑食性で一~二年で三~四センチメートルに成長して親魚となる。産卵期になると、雌は婚姻色をあらわさないが、しりびれの前方に細長い産卵管を伸ばし、「マツカサカイ」のエラの中へ差し込んで産卵する。
 本町では川西地区余瀬の湧水地帯の水流に生息している。