目次
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第三編 拾遺
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第二章 文化財
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二 文化財の説明
4 ミヤコタナゴ
918 ~ 918
日本特産の淡水魚で本県では黒羽町、大田原市親園地区、佐野市堀米地区に生息が確認されている。雄の婚姻色は背部が青緑色に紫、腹部に朱色が配されているので、地元ではオシャラクブナと呼んでいる。藻類を主とした雑食性で一~二年で三~四センチメートルに成長して親魚となる。産卵期になると、雌は婚姻色をあらわさないが、しりびれの前方に細長い産卵管を伸ばし、「マツカサカイ」のエラの中へ差し込んで産卵する。
本町では川西地区余瀬の湧水地帯の水流に生息している。