目次
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第三編 拾遺
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第二章 文化財
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二 文化財の説明
43 竹の内のカヤ
928 ~ 928
目通り 三・五メートル
樹高 一八メートル
枝張り 東西一〇メートル 南北一三メートル
樹は住居裏山の裾近くにある。江戸時代火災にあったので、生育は一時止まったというが、現在は樹勢旺盛である。屋代家は旧家であるが、江戸、明治の両時代に火災にあって古記録を失なっているが、氏神祠堂には文永十一年(一二七四)建立、永禄年間修復の銘があること、樹の生育ぶりからみて約四~五〇〇年の樹齢と推定することができる。