目次
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第三編 拾遺
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第二章 文化財
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二 文化財の説明
44 両郷のハリギリ(センノキ)
928 ~ 928
この木は両郷の元、全一道場に使われた家屋の玄関前にある。「センノキ」と呼ばれているが、葉の大きいこと、枝に針があることをキリに見立て、「針桐」の名がつけられたという。樹高二四メートル、目通り周囲三・一メートル、枝張り東西二二メートル、南北二三メートル、推定樹齢約一五〇年位である。すんなり伸びた幹は地上七・五メートルで、東西に直径約五〇センチメートルの両枝に分れ、上部は傘状の枝を広く展開し樹勢は極めて旺盛である。