目次
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第三編 拾遺
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第二章 文化財
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二 文化財の説明
47 青木のクロマツ
929 ~ 929
この樹は青木の竜念寺境内の崖端に植栽されている。竜念寺は室町時代のころ青木三河守が構築したとみられる青木要害の南隅に位置し、この城塞とゆかりがある寺院である。
クロマツは、目通り周囲二・四メートル、樹高は約二五メートルあり、枝張りは東西約七メートル、南北約一五メートルある。クロマツは海岸地方に広く分布自生しているが、これは植栽されたものとみられる。