目次
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第三編 拾遺
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第三章 名所・旧跡・特産物
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第二節 旧跡
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一、中世城館遺跡
4 大塚要害跡
944 ~ 944
① 大字中野内字大塚 ② 堀之内 ③ 山林・宅地 ④ - ⑤ 矢野氏(小山氏の支族) ⑥ 天正末期 ⑦ -
この要害は小山城で余笹川と松葉川間にある低い丘陵にある。郭の面積は約五〇アール、近くに大塚古墳と大塚遺跡があり、古道を扼す要衝地の拠点である。築城者は小山氏の支族矢野氏で、代々その子孫が住む。矢野氏は小山氏の支族であるが大関氏を頼り居住す。交通要衝地を扼す地で大関氏の勢力圏に築城されたものである。