2、田植歌

1020 ~ 1020
 〽 五月野に咲く あざみの花よ(は)
   ホラホラ 花は(色は)よけれど チョイト 寄れば剌す
 
 〽 しろはよいしろ 大阪の城
   四方白かべ やつ(むつ)むねづくり
     (おせば)  (港が近くなる)
 
 〽 出羽の羽黒山の いよつり鐘(あの釣がねは)
   ついてはなせば 千里も続(ひび)く
 
 〽 いざり勝五郎くるまに乗せて
   ひけよ初花 箱根山
 
 〽 土手のもぐらもちゃ まだ年若い(お年なんぞ) ホーイ
   ヤレホントニソウダヨ
   もちゃげながらも チョイトチョイト
   顔かくす
 
 〽 腰が痛いから立つぞやたろじ
   そらに立つとや(腰のいたいのが) 田うなたろじ(今よくなれる)
 
 〽 娘よいのはもつまいものよ
   裏の畑に ほそ道つけて
   ささげ さんど豆 みなおやされた
 
 〽 紺の手さしに ありゃ三度笠
   ホラー そこだー そこだー
 
   ヤアーレエー
   那須の余一は三国一の
 〽 ハアーヨイトゴソウダヨ
   男美男で(の)はたがしら

 (注)これは盆踊り歌としてもうたわれている。