(制定昭和十四年)
〈所在地〉黒羽町大字須佐木五四〇番地
〈沿革〉
明八・七・一〇 創立。須佐木小学校と称し、民家(一本柿の佐藤竹右ヱ門氏の長屋)を借り受け仮校舎とする。
八・九・一 民家(田中の佐藤重蔵氏居宅)買って移転。初等小学教授。
一八・九・一 現在地に新校舎建築。須賀川尋常小学校須佐木分教場と改称する。
二五・七・一 須賀川尋常小学校西校と改称する(単級)。
大三・五・一 須賀川尋常高等小学校西校と改称する(四学級)。
一三・六・ 須佐木尋常高等小学校と改称する(七学級)。
昭二二・八・ 二階建校舎竣工移転。
一六・四・ 須佐木国民学校と改称する。
二二・四・ 須佐木小学校と改称する(新学制)。
三〇・七・三〇 講堂竣工(十二間×七間)。
四〇・一二・一七 創立九十周年。
四二・一二・二三 二階建校舎一棟(一一〇八m2)火災のため焼失する。
四三・一・一〇 須賀川中学校の一部を借用四か学年本校図書室理科室を教室として二学年授業再開。
四三・一二・二〇 新校舎落成(鉄筋コンクリート二階建一〇〇〇m2)。
四三・一二・二三 開校式・中学校借用の四学級本校に戻る。
五〇・九・二六 創立百周年記念式典挙行。
〈歴代校長〉
1 戸村徳次郎 不明
2 池沢熊次郎 不明
3 鈴木鉞作 明二〇・六 ―三二―五
4 新井登那四郎 明三二・六―三五・四
5 小山田未之助 明三五・四―三八・三
6 西尾浩 明三八・四 ―三九・四
7 川上鈔四郎 明三九・四 ―四〇―七
8 岡安三郎 明四〇・九 ―四二・五
9 粕田宗吉 明四二・五 ―大三・九
10山崎作造 大 三・九 ― 八・一〇
11高野允 大 八・一〇―昭五・三
12花塚政次 昭 五・三 ― 八・三
13鹿子畑雅夫 昭 八・三 ―一四・三
14草野義忠 昭一四・三 ―一八・三
15国井順作 昭一八・三 ・二二・三
16佐藤三夫 昭二二・三 ―二九・三
17大金隼止 昭二九・三 ―三六・三
18川島直次 昭三六・四 ―三八・三
19新井政俊 昭三八・四 ―四一・三
20鈴木浩 昭四一・四 ―四五・三
21大塚栄 昭四五・四 ―五〇・三
22杉井力夫 昭五〇・四 ―五二・三
23佐原七郎 昭五二・四 ―
2 池沢熊次郎 不明
3 鈴木鉞作 明二〇・六 ―三二―五
4 新井登那四郎 明三二・六―三五・四
5 小山田未之助 明三五・四―三八・三
6 西尾浩 明三八・四 ―三九・四
7 川上鈔四郎 明三九・四 ―四〇―七
8 岡安三郎 明四〇・九 ―四二・五
9 粕田宗吉 明四二・五 ―大三・九
10山崎作造 大 三・九 ― 八・一〇
11高野允 大 八・一〇―昭五・三
12花塚政次 昭 五・三 ― 八・三
13鹿子畑雅夫 昭 八・三 ―一四・三
14草野義忠 昭一四・三 ―一八・三
15国井順作 昭一八・三 ・二二・三
16佐藤三夫 昭二二・三 ―二九・三
17大金隼止 昭二九・三 ―三六・三
18川島直次 昭三六・四 ―三八・三
19新井政俊 昭三八・四 ―四一・三
20鈴木浩 昭四一・四 ―四五・三
21大塚栄 昭四五・四 ―五〇・三
22杉井力夫 昭五〇・四 ―五二・三
23佐原七郎 昭五二・四 ―
〈校歌〉
現在の校歌(自昭和四十年三月)
作詞 泉漾太郎 作曲 平岡均之
一、八溝の山のふところに
希望と共にいだかれて
学ぶこころもあたたかき
あかるい窓よ学び舎よ
われらの須佐木小学校
二、鏡すみわたる雲巌寺
伝える文化うけつぎて
求むこころもあたらしき
あかるい窓よ学び舎よ
われらの須佐木小学校
三、紅葉に映ゆる武茂川に
智徳の泉くみとりて
学ぶこころもつつましき
あかるい窓よ学び舎よ
われらの須佐木小学校
以前の校歌(自昭和十四年七月至昭和三十九年二月)
作詞 中島敏作 作曲 石井勝也
一、朝雲は嶺にた靡き
青(はる)の陽の光流るる
吾等いま望みに充ちて
萌え出つる庭の若草
二、さ緑の蔭滴りて
風薫る洲処崎の丘
梢皆歓び溢れ
繁り行く雄々し栃の木
三、操をば気高く持てと
聳え立つ杉の常葉木
年老いて栄ゆる枝に
白雪の潔き花咲く
四、深山路に手折る一枝の
千汐なす赤き真心
大君に捧げんこの身
武茂川に散るや紅葉
第二校歌 (前述の校歌を第一校歌とよび創立八十年ごろうたわれた)
一、須佐木の丘に
萌え出でし 幼き芽ばえ
伸び伸びてやがて
栃の繁木と
日本の前途担わん
二、雲なびく日本の朝
ほとばしる 命をうけて
太りゆく若木
ゆゆしく強く
国々の平和を立てん