大田原営林署須賀川製品事業所は、黒羽町大字南方三百十六番地に開設された。当事業所主任には、農林水産技官が任命され、職員は基幹作業職員十六名を併せて二十二名である。
　本事業所は、八溝山系国有林の優良スギ・ヒノキの素材を、年間約八千八百立方メートル生産している。
　作業形態は、伐採については、リモートコントロール・チエーンソーをもちい、集材には、大型トラクターを駆動し、造材は固定式玉切装置を導入するなど、機械化による合理化を行い、安全作業によって生産性の向上をはかっている。