(一) 食糧事務所の沿革

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 明治四十三年(一九六八)二月、米穀検査所が創設され、産米検査員派出所が、各市町村役場に設置された。又県下六十五カ所に、移出検査員出張所がおかれた。移出検査員出張所は、黒羽駅移出検査員出張所として設置された。
 大正八年(一九一九)十一月、穀物検査所と改名された。
 昭和七年(一九三二)四月、農産物検査所と改められた。従って黒羽駅移出検査員出張所は、黒羽駅派出所と改名された。藁工品・菜種・麻・干瓢の検査を行った。昭和十四年(一九三九)米穀配給統制法が施行され、一方いも類の検査が実施された。
 昭和十七年(一九四二)三月、農林省食糧管理局東京食糧事務所宇都宮出張所と改名された。昭和二十年(一九四五)宇都宮食糧事務所と改められた。
 昭和十六年(一九四一)黒羽駅派出所を廃止し、川西町派出所がおかれたが、昭和二十年川西出張所と改名された。
 昭和二十二年(一九四七)五月制度が改正され、食糧事務所と食糧検査所が合併し、農林省栃木食糧事務所となった。
 昭和三十年(一九五五)町村合併により黒羽町が誕生したので、川西出張所を黒羽出張所と改めた。
 なお昭和五十三年(一九七八)七月、農林省が農林水産省と改称された。
 昭和五十四年(一九七九)五月、機構改革により黒羽出張所は廃止された。