四、両郷地区

1098 ~ 1098
 両郷(りょうごう)地区は、旧両郷村の九大字からなる。地形上、寺宿(てらじゅく)・木佐美(きざみ)・大久保(おおくぼ)・久野又(くのまた)からなる『前郷(まえごう)』と両郷(りょうごう)・河原(かわら)・中野内(なかのうち)からなる『後郷(うしろごう)』(西郷(にしごう)ともいう)からなる。なお川田(かわだ)と大輪(おおわ)とは那珂川の河岸段丘上に立地している。『両郷』の呼称は、八溝山の支脈が、この地を走り、松葉川の刻む開析谷が二つの郷を形成しているから名付けられたものとみられる。