目次
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第一編 自然
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第二章 地形と地質
第一節 地形
4 ~ 5
本村は、およそ四万ヘクタールにわたる広大な那須野が原複合扇状地で、北は那須火山群、西は主に第三紀火成岩類からなる下野山地、および高原火山、東は中生代の八溝山地、南は喜連川丘陵で画され、高原火山から発する箒川、那須火山から発する那珂川に囲まれた紡錘形をした平地である。
扇状地の中央部には、山地をでるとすぐに伏流して、ふつう水なし川となっている蛇尾川、熊川が北西から南東方向に走り、この方向に並行する細長い丘陵が点々とつづいている。
那須野が原に関係ある河川の流域における岩層分布図
那須野が原の地形区分(松井原図)
扇状地内の徴地形を分けると、扇頂部、扇央部、扇端部、に分かれ、湯津上村は扇端部に位置する。