目次
/
第一編 自然
/
第三章 気象
/
第二節 気象現象
二 湿度
11 ~ 11
湿度の日変化は、一般に早朝は高く、気温が上るにつれて低くなり、気温の日変化とは逆になる。また、湿度の年変化は、冬は低く、夏は高くなっている。冬は、日本海側とは逆に晴天が続き、乾いた北西の季節風が強い。このため、湿度は低く乾燥した状態がつづき、火災の危険度が高い。夏は、高温多湿の亜熱帯高気圧におおわれ、七~八月の平均湿度は、八五%、平均気温は、二四度を示し、湿度が高く、むし暑い日がつづく。
第三図 月平均湿度(大田原)