マムシ

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春先は湿った谷川の周辺に生息しているが、秋には山の草原、かや場などの乾燥した地域の路傍に移動する習性がある。時には人家近くの水辺などでも発見され驚かされることがある。頭が毒ヘビ特有の三角形をして猛毒をもっている。体は赤黒くて短く、カメの甲のような形の模様があって、周囲と見分けにくい。かまれたら、そのきず口より上(心臓に近い方)を、きつくしばり、すぐ医院に直行して、早目に血清を注射することが大切である。