イワタバコ(いわたばこ科)

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 イワタバコは、山地の日当りの悪い岩に生える多年草で、その名は、岩に生えるタバコに似た植物という意味である。葉は冬期間中、冬芽として固くまるまり、直径〇・五~一センチ位で越冬する。花は赤紫色で一種特有の香りがある。
 葉はにが味が強く、制がん剤または胃腸薬としての効能があるといわれている。