クモキリソウ(らん科)

31 ~ 32
 落葉広葉樹林や常緑針葉樹林内の腐葉土上に生える。葉は根元から二枚出て、縁は細かくちぢれ淡緑色をしている。五月から六月にかけて、葉の間から稜のある茎を出して、十個ぐらいの淡緑色の花をつける。色は鮮やかではないが、愛らしい花である。ために、山草愛好家垂涎の的となっている。