目次
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第二編 歴史
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第四章 近、現代
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第一節 明治大正期
6 明治の農業指導の一端
363 ~ 363
維新後明治新政府は、欧米先進諸国に対する遅れを取り戻すため、新しい産業技術を導入し、殖産興業の奨励に意を注いだ。農業の面においても、新知識の普及と導入に努め、時には官憲の力によって、指導の徹底を期している。由来、保守的な農民の啓発に当っては、止むを得ない点もあったであろうが、違反者に対しては、刑事罰を以て臨んでいる場合もみられる。次に掲げたのは、現存する資料の一部である。