それによると、蛭田分六分五厘、蛭畑分三分五厘となっていた。
昭和五年度の受益面積は五〇町二反一畝二四歩、昭和五十年度には七九町四反一畝二九歩である。これは畑を開田したことによる増反である。反当用水費二〇〇円、計一五八、一四〇円。この時の役員氏名は次の通りである。
組合長 蜂巣忠
理事 八巻一一 雨沼美津恵 吉成義雄 深沢隆 藤本徹夫 斎藤兼吉 渡辺一美
現在は、上郷、下郷共に巻川土地改良区の管轄に入り、整然たる美田と化しているが、用排水の作業や、管理はそれぞれの組合が行なっている。
11 蛭田上郷水利組合