18 御大典記念産米品評会

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 大正五年二月十日、栃木県農会主催ニよる御大典記念、産米品評会出品者本村関係は次の通りである。県下出品総点数四五、〇三二点(内入賞者二、〇〇〇名)内那須郡八、六八七点
  湯津上村入賞者(三五名)
    三等賞 品種名荒木 金子伊平
           〃  阿久津要吉
           〃  岸田由蔵
    四等賞    荒木 磯鍋吉    荒木 平山孫八
           〃  遠藤柳一   〃  磯初吉
           〃  飯塚吉之助  〃  木曽金弥
           〃  市村亥之助  〃  奥沢欣哉
           東錦 磯兼次郎   〃  小林松太郎
          吾妻錦 山口竜二郎  〃  郡司谷三郎
           荒木 飯塚治郎   〃  志賀末吉
           〃  高江栄蔵   〃  木曽小八
           〃  川上健三   魁(さきがけ)蜂巣金市
           〃  木下春吉   撰一 川上要吉
           〃  佐藤三吉   荒木 山下徳松
           〃  郡司金作   東錦 花塚辰吉
           〃  川上久之助  撰一 田上源吾
           〃  佐藤徳次郎  愛国 木曽子之吉
    四等賞    穂揃 鈴木佐一郎  愛国 小林佐久
           石裂 市村留吉   玉錦 佐藤金吾
 昭和十九年、安積得也知事のときに本県麦作面積の一~二割を移植麦によって多収穫を得んものと強行した。警察官までも督励に当ったが、結果は、適期、技術、肥料不足等の悪条件が重なり、農民の努力にも拘わらず逆効果に終った。