目次
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第三編 文化
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第二章 人物・史跡・文化財
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第三節 文化財
7 鷹の巣城跡と横穴古墳
434 ~ 436
東は那珂川の断崖、南西は急斜面の谷に臨み要害の地である。小亭(こてや)山を東に望み、南面近く那珂の河川敷が広がり眺望佳き場所である。北の構えとして二重の土塁を残す。
西より南に廻り那珂川に入る谷川の斜面に横穴古墳群がある。昔、その一部が広開されてあったため「お姫様の穴」といって鷹の巣城のお姫様が落城の折この穴に身をかくしたという伝説がある。
その一部の古墳からは直刀・鉄鏃・鉄斧等が出土している。今は剥落甚だしく、消滅した部分も多い。