9 隕(いん)鉄(明治八年大字湯津上笹平に落下)

436 ~ 436
   重サ 一・六瓩
 流星は、たいてい地上一〇〇粁あたりで光りはじめ、八〇粁ぐらいでもえつきて消える。中にはもえつきないで地上に落ちてくるものもある。これをいん石という。
 隕(いん)石は、岩石質の石(いし)隕石と、ニッケルをふくんだ鉄のかたまりの隕鉄とにわけられる。日本で見つかった隕石は、三〇個ほどあるといわれる。

いん鉄(笠石神社蔵)