また、本村は国宝那須国造碑、国指定史跡侍塚古墳をはじめ、数多くの古墳や埋蔵文化財が豊冨に散在しており、これらの出土品等も併せて保存展示をすることにより、わたしたちの生活の変遷を知り、児童、生徒に対しては、社会科の学習に役立てようとするために、歴史民俗資料館の建設をすすめ、五十三年に完成の予定である。
位置 湯津上村大字湯津上字侍塚一八一番地
敷地 三〇〇〇平方米
建物 三四二・七平方米
完成間近の民俗資料館
文化財目録 |
国宝 国指定 | |||||
種目 | 名称 | 員数 | 指定年月日 | 所在地 | 所有者または管理者 |
書 | 那須国造碑 | 一基 | 昭27・11・22 | 湯津上村大字 | 笠石神社 |
(明44・8・9旧特建) | 湯津上四二九 | ||||
史跡 国指定 | |||||
侍塚古墳 | 二基 | 昭24・6・9 | 湯津上村大字 | 湯津上村 | |
湯津上 | |||||
書跡 県指定 | |||||
紺紙金泥大般若波羅密多経 | 一巻 | 昭48・1・30 | 湯津上村大字 | 法輪寺 | |
佐良土一四〇一 | |||||
絵画 県指定 | |||||
紙本著色釈迦ネ槃図 | 一幅 | 昭48・1・30 | 湯津上村大字 | 法輪寺 | |
佐良土一四〇一 | |||||
彫刻 県指定 | |||||
銅造阿弥陀如来、両脇侍像 | 三躯 | 昭48・8・7 | 湯津上村大字 | 宝寿院 | |
片府田 | |||||
無形文化財 県指定 | |||||
大捻縄引 | 湯津上村大字 | 佐良土部落 | |||
佐良土 |
湯津上村指定文化財 | ||||
史跡 | ||||
名称 | 員数 | 指定年月日 | 所在地 | 所有者または管理者 |
侍塚古墳群 一号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
侍塚古墳群 二号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
侍塚古墳群 三号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 古森孝一 |
侍塚古墳群 四号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 浅井秀一 |
侍塚古墳群 五号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
侍塚古墳群 六号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
侍塚古墳群 七号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
侍塚古墳群 八号墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
観音塚古墳 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 花塚貞 |
岩船台縄文遺跡 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 江崎博夫外 | |
木曽武元の墓所 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 木曽清 |
真理谷清雲の墓所 | 一基 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 大武千代 |
富士山古墳群 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字蛭田 | 大字蛭田 | |
佐良土城跡 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字佐良土 | 法輪寺 | |
片府田城跡 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字片府田 | ||
秀衡街道 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字蛭田 | ||
建造物 | ||||
法輪寺勅額門 | 一棟 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字佐良土 | 法輪寺 |
天然記念物 | ||||
西行桜 | 一本 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字佐良土 | 法輪寺 |
かやの木 | 一本 | 昭41・2・15 | 湯津上村大字湯津上 | 植竹俊一 |
湯津上村内所在指定文化財件数一覧表 |
昭和48年4月1日現在 |
有形文化財 |
区分 | 国指定 | 県指定 | 村指定 | 合計 |
絵画 | ― | 1 | ― | 1 |
彫刻 | ― | 1 | ― | 1 |
工芸品 | ― | ― | ― | ― |
書跡 | 1 | 1 | ― | 2 |
考古資料 | ― | ― | ― | ― |
建造物 | ― | ― | 1 | 1 |
計 | 1 | 3 | 1 | 5 |
無形文化財 |
区分 | 国指定 | 県指定 | 村指定 | 合計 |
工芸技術 | ― | ― | ― | ― |
芸能 | ― | ― | ― | ― |
その他 | ― | ― | 1 | 1 |
計 | ― | ― | 1 | 1 |
記念物 |
区分 | 国指定 | 県指定 | 村指定 | 合計 |
史跡 | 1 | ― | 16 | 17 |
名勝 | ― | ― | ― | ― |
天然記念物 | ― | ― | 2 | 2 |
史跡及天然記念物 | ― | ― | ― | ― |
計 | 1 | ― | 18 | 19 |
経費
国庫 四、〇〇〇、〇〇〇円
県費 四、〇〇〇、〇〇〇
地方債 四〇、三〇〇、〇〇〇
一般財源 六五〇、〇〇〇
県費 四、〇〇〇、〇〇〇
地方債 四〇、三〇〇、〇〇〇
一般財源 六五〇、〇〇〇
計 四八、九五〇、〇〇〇
建物の内訳
玄関 九・四二平方米
ホール 二八・三二 〃
事務室兼研究室 三五・九八 〃
研修室 五五・二六 〃
展示室 一三一・〇五 〃
収蔵庫 六三・九一 〃
便所 一八・七六 〃
ホール 二八・三二 〃
事務室兼研究室 三五・九八 〃
研修室 五五・二六 〃
展示室 一三一・〇五 〃
収蔵庫 六三・九一 〃
便所 一八・七六 〃
計 三四二・七〇 〃
着工 昭和五十三年六月十五日
竣工 〃 十一月
設計 小林一級建築事務所 小林修治
施行 湯津上村(有)二葉産業